漢方薬は崩れたバランスを元に戻す手助けをします

皆さま、こんにちは。日本薬局製剤研究会の会長を務めております高山義行と申します。

当日本薬局製剤研究会(JPS)では、皆さまの健康のお手伝いができるよう仲間同志で日々研鑽を積んでおります。
私自身、漢方を研究し続けて50年となりますが、いまだに日々新しい発見を得られることから、「勉強にゴールはない。」とつくづく感じております。

これまで積み重ねてきた経験をもとに、今月から皆さまへ健康情報をお届けしてまいります。
少しでもお役に立てれば幸いです。

さっそくですが、今回はコロナ禍における体の影響についてお伝えします。

不眠
皆さまは、外出する機会が減ったことにより、体に異変を感じることはないでしょうか?私たちの店頭では『過食、不眠、足腰の痛み、気鬱』など、いままでではあまり見られなかった症状を訴える方が増えております。

漢方では、人体の構成要素を気(き)・血(けつ)・水(すい)ととらえ、それぞれのバランスがとれている状態を健康とみなしますが、環境が変化した生活の影響から『気・血・水』のバランスが崩れている方が多いようです。

漢方薬は、その崩れたバランスを元に戻す手助けをしたり、その時のつらい症状を緩和したりしてくれます。長く服用するイメージがある方もいるかもしれませんが、実は対症療法的に使用するものもたくさんあります。

これから梅雨、夏を迎えるにあたり、秋に向けて健康を維持するためにも、是非お近くの『日本薬局製剤研究会(JPS) 会員店』へご相談下さい。加盟店はHP内でも検索できますので、お気軽にご相談いただければと思います。

今後も定期的に健康情報を発信してまいりますので、ご興味がありましたら覗いてみて下さい。

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